セロー250のスイングアームピボットにニードルベアリング

2014年06月22日
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サスペンション調整
拝見させてもらってるブログで
セロー225のスイングアームピボットのブッシュをニードルベアリングに交換してる記事
に感化されまして「コレはうちのセロー250にもいけるんじゃ」と・・・

ちょっと他のバイクはどうなってるのかとWR250Rの部品検索で調べてみると
リンクからピボットからニードルベアリングだらけ・・・これが値段の差というやつか!
その他もいろいろベアリングが仕込んである車種が多い、なんだかズルイ・・・

さっそく寸法を測る為に定期のグリスアップついででササッと分解(分解するだけの作業ならずいぶん早くなった)



スイングアームピボットだけでなく他のリンクなどにも仕込める所には全部ベアリング化してしまえ~っと観察するものの
リンクのトコは元々ベアリングの入ってるとこ以外だとシボ加工な薄い銅板?みたいなブッシュが入ってます


スイングアームとリンクの連結部分も同じ


この薄さだとベアリングでの代用が利かない・・・ボーリングで穴を広げれば入りそうではあるけど・・・
そんなわけでリンク部分の物色は早々に切り上げスイングアームピボットの調査へ


改めてよく触ってみるとピボットブッシュが磨耗してきてきてるかも?ちょっとスペーサーのガタツキを感じる
ここも消耗品といえばそうかもしれない


ひとまずベアリングが入らなくてもブッシュを新品交換のつもりで寸法を測るためにブッシュを外そうと試みる

まず素手で引っ張ってみる → びくともしない・・・


ペンチでつかんで引っ張る → 削れた・・・


細いドライバーでこじってみる → 取れない上になんだか凄く脆い・・・ピキッ!と割れて崩れていく・・


ベアリングプーラーで引っ張ってみる → 引っかからず内部を削っただけで失敗


いろいろあがいた結果


こんなにポロポロ崩れるものとは思ってなかったので最終手段でステンレスのパイプとハンマーで逆側から叩き出し


コレが思いのほかすんなり出てきた・・・最初からこうしてれば良かった・・・
硬い木の棒や塩ビパイプとかでたたき出すと削らずに取り出せるかもしれない
少なからず叩かれて変形したり削れたりしてしまう可能性は捨てきれないのでブッシュは新品交換が妥当なもよう



ピボットの中身はこんな感じ、ちょっと段がありますのでその位置までブッシュが収まってたのかな



寸法計測して ピボットの径=約24mm(ブッシュのほうで計測)、スペーサーの外径=約18mmだったので
参考にさせてもらった記事の内容と同じベアリングを注文しました。


で、準備した材料は

・NTN ニードルベアリング シェル形針状ころ軸受 HK1816LL  (オイルシール付き) 4個 
※オイルシール無しでその分内部のローラーの幅が広く耐荷重の高いHK1816もある


・純正部品のピボットのブッシュ新品 2個
 ※もしかしてベアリングがダメだった時のリカバリ用 兼 蓋用


ブッシュの奥行きを考慮して片側にベアリングを2個づつでいきます
多い分にはたぶん困らないだろうし支える面は多いほうがよさそうだし



ベアリングは試しにスペーサーに入れてみてもピッタリです


ピボットにあわせてみても、入りそうで自然には入らない程度の圧入するには良い感じ



早速ベアリングの圧入作業です

都合よく「約24mmくらいだけどピボットには入るソケット」があったでのコレを利用して


長ボルトとソケットを使いジワジワと様子を見つつ圧入


スプレーオイルを少し吹きつつ斜めに入らないようにジックリジワジワと・・・


ある程度入ったらあとは深さとかを測りつつ手の感覚に集中して「段差にぶつかった抵抗」がくるまで圧入


1個目が終わったら2個目のベアリングを同じようにジワジワと・・・


どうにか成功、スペーサーを入れてもちゃんとガタツキなく動いてる



ここまできたらもう後戻りなし、ってことでベアリングとダストカバーの隙間を埋めるべくブッシュを加工します

細いノコギリ刃でブッシュを慎重にカットしていきます(新品だったせいか脆い感触がなかったですが割れると困るので)


ヤスリで切断面を整えて


内側も少し削って抵抗にならないように加工


これを


こうピボットにセット、これでダストカバーをつけた状態でノーマルと同じ寸法に


ベアリングとの隙間はグリス溜りにでもなればと思ってわざと作ってあります

もう一方も同じようにベアリングを圧入して完成


ベアリングには最初からグリスが付いてますが、それは少しふき取ってから愛用のグリスを練りこみ


あとはいつもどおりに組み立て


しかし途中でオイルシールを1個紛失に気づき一週間の作業遅れ発生・・・くれぐれも注意しましょう・・・



スイングアームの動きは特にガタツキもなくスムーズ、でもこれはブッシュの時も同じ感じだったので
問題はタイヤをつけて荷重状態での動き



いろいろ試した結果

・タイヤをつけたあとにリアをグイグイ押してみる
  → う~ん・・・え~と・・・変わった?


・シートに座ってみる
  → む! なんだか沈み込みこんな感じだっけ?と違和感、ちょっと沈む速さが早いような、
    余計にサスが沈んでる感じはある、でも気のせいといえば気のせいといえなくもないような・・・

・舗装路を走ってみる
  → リアブレーキの効きがよくなったような気がするのは気のせいか?
    曲がる時になんだかスムーズになったような気がしないでもない
    
・ちょっと短い近所のダートを走ってみる
  → いまいち微妙ではあるが細かい凸凹の振動がやわらかくなったような・・・
    フォークにスラストベアリング仕込んだ時と似てる気がする
    もうちょっと硬いタイヤならハッキリするかもだけどツーリストだし・・・


あいかわらずですが「なにかが違っているのは感じますが、自分はハッキリと表現できない」です
気の利いた評価を言えるといいのですが・・・評価は他の方におまかせするとします
正直、私鈍いですしグリスアップ前と後の違いも考慮に入れると比較評価するにはちょっときびしい
ついでに作業に2週間ほどかかってて前がどうだったか記憶や感覚があいまいです

セロー250もスイングアームピボットをベアリング化できるってことが分かったので今回はそれで良しとします
「構造的にノーマルなセローとは一味違う」はずですので、自己満足も十分に得られましたし



兄弟車のトリッカーやXT250Xもピボットの径が違うとも思えないので同じようにベアリングを仕込めると思いますから
気が向いた人がいればベアリング化の評価もどこからか聞こえてくるかも?
(くれぐれもカスタムは自己責任でよろしくです)








☆NTN ニードルベアリング シェル形針状ころ軸受 HK1816LL


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カイトス
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  • 治具…魔法の道具。そんな言葉が浮かぶ程、今回は実感できた次第です。 ・復活! いろいろなネ

    2014.12.15 (Mon) 19:13 | とおくに行きたいもんだ